「子どもが大きくなってきたから近隣への音が心配…」
「転勤が多いから東京で一戸建てを買うのは諦めなきゃ…でも憧れの一戸建てに住みたい!」
そんな声に応えられるのが東京の一戸建ての賃貸物件です!
一戸建て賃貸を検討するにあたり、気になるのはそのメリットとデメリット。
いわゆる集合住宅と比較するとどう違うのかに注目していきます。
①生活環境音を気にすることなく生活できる。
マンションやアパートなどの東京の集合住宅と比較したときに、まず挙がるメリットがこの生活環境音を気にしないで済むということ。
子どもが走り回る音や物を投げたり落としたりする音に、周囲の目を気にする方も少なくないはずです。
「うちは一階だから大丈夫」「テラスハウスだから階下への配慮も安心」と思っている方、要注意です。
実はこういった生活環境音は建物の躯体を通して周囲の部屋へ伝わるため、階下だけでなく横や上の部屋にも伝わってしまいます。
また、自分は気を付けていても逆に近隣からの騒音で悩まされることもあるのです。
しかし一戸建て賃貸であれば、こういった心配事とは無縁の生活を送ることができます。
※生活環境音とは、足音や声・テレビの音など生活するにあたり自然に発生する音を指します。
②採光・採風に優れていることが多い。
東京でも多方面に窓が設けられているため、日の光や風の抜けを考えた造りになっていることが多く採光・採風に優れています。
そのため、東京の集合住宅では叶わなかった開放感のある暮らしを送ることができます。
③駐車場や庭が付いていることも。
東京の一戸建て賃貸のなかには、敷地内に駐車場が付いている場合があります。
駐車場代がかからず車を維持できるため、集合住宅と比較して毎月の支払いが安価になることもあります。
また東京でも、庭付きの一戸建てなら、趣味のガーデニングや家庭菜園を楽しむこともできます。
※東京都内では敷地面積が全体的に狭小であるため、駐車場や庭が付いていない場合もあります。
借りる前に現地をしっかりとご確認ください。
④ペット飼育に寛容的。
ペット飼育に関するハードルが低いことが多いのも特徴です。
東京の集合住宅におけるペット飼育の難問はペットの鳴き声と匂いですが、一戸建て住宅であれば近隣の方にそこまで迷惑を掛けることはないからです。
賃貸住宅ではなかなかペットを飼うことは難しいといわれていますが、東京でも一戸建て住宅を検討することでそのハードルは一気に下がるのです。
※ただし、床や壁のひっかき傷などを嫌がるオーナー様も居るのですべての物件がペット飼育OKというわけではなく、確認が必要です。
また、飼育は可能でも退去時の清算にクリーニング費の上乗せがあるなどの場合があります。
契約内容を事前にしっかりとご確認ください。
①断熱性が乏しい可能性がある。
築年数がある程度経っている物件は、集合住宅に比べ気密性・断熱性に乏しい可能性があります。
気密性・断熱性が乏しいと、外気が室内に入り込み易かったり隙間風が吹き込んだりすることがあります。
そのため、冬は寒くなりやすく暖房費がかさむなどの思わぬ出費に繋がる可能性が考えられます。
しかし、気密性・断熱性は住んでみないことにはなかなかわかりにくいことです。
ある程度配慮されているかどうか確認する術として、二重サッシやペアガラスが採用されているかどうか確認する方法がありますので内覧の際には意識して見てみるといいかもしれません。
②敷地によっては手入れが大変。
東京の一戸建て賃貸の場合、その賃貸物件に付随する敷地ごと借りるのが一般的です。
そのため、雑草の処理や庭木の剪定・外構部分の清掃などが必要になります。
国土交通省が発行している『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』によると、草木の処理などは入居者がおこなうべきと判断されることが多いと記されています。
きちんと手入れをしないと善管注意義務違反に該当し、退去時に清算金などの罰則が発生する可能性があります。
しっかりと手入れをおこなうようにしましょう。
③防犯対策を検討する必要がある。
集合住宅の防犯対策といえば、オートロックや、建物全体にホームセキュリティが掛かっていることが多くなっており、なかには管理人さんがいるマンションも珍しくありません。
ですが、一戸建て賃貸の場合は管理人も居なければ管理会社も基本的にはノータッチです。
集合住宅と一戸建て住宅を検討したとき、自分がどっちに向いている人なのかわからないという声をよく聞きます。
ここからは、集合住宅に向いている人の例を挙げていきたいと思います。
生活環境音のことを考えると小さい子どもがいる家庭は一戸建て賃貸に向いている人といえるでしょう。
先述のメリットでも挙げたとおり、子どもがいる家庭でものびのびとした暮らしをおくることが可能です。
「一戸建てには住みたいけれど、転勤が多く購入するには将来が不安」
そんな考えを持つ方も一戸建て賃貸に向いている人です。
今の一戸建て賃貸はキッチンや浴室などの住宅設備も良質のものが揃っていることが多く、短い期間の生活でも充実した暮らしをおくることができるでしょう。
集合住宅でよくいわれるのは『共同生活』であるということ。
ですが、現代社会においては起床時間や帰宅時間・睡眠時間などは多種多様であり、たくさんの人々が一つの建物で共通のルールをもって生活するのは本来無理なことです。
なかには近隣付き合いが苦手な人もおり、できることなら自分のペースで暮らしたいものです。
そんな方たちも一戸建て賃貸に向いている人といえるのではないでしょうか。
小難しいルールや規則のない、自由気ままな暮らしを一戸建てなら実現可能です。
ただし、町内会やゴミだしのルールなど最低限守るべきルールはありますのでご留意ください。
「集合住宅じゃなくて一戸建ての賃貸物件に住もう」
そう思った方向けに、物件を決めるにあたって意識するべき点などの選び方をご説明します!
一戸建ての賃貸物件は集合住宅と違って、契約期間が短い場合や、定期借家契約という更新ができない契約を結ぶ必要がある可能性があります。
これは、たとえば建物の所有者であるオーナーが2年後には転勤から戻ってきて自身で住みたいなどの理由からこのように設定されることが多いためです。
契約締結の前に、どれくらい住めるのか・更新はできるのかは必ず確認するべき事項です。
木造か鉄骨造かを確認することで、気密性や断熱性の他耐震性も確認することが可能です。
耐震性といえば、昭和56年以前の建物は建築基準法の関係から耐震性能が低いといわれています。
そのため、築年数も意識するべきポイントであるといえるでしょう。
管理会社を通しての契約の場合大きなトラブルに繋がることは少ないと思いますが、なかにはオーナーさんとの直接の契約になる物件もあります。
その場合後々のトラブルにならないように、設備の修理費用の負担割合などを事前に確認することが大切です。
最低でも上記3点を意識した選び方をすることで、後々の「こんなはずじゃなかった…」は回避できるのではないでしょうか。
さまざまなメリットがある一戸建て賃貸物件、東京都内でも実はたくさんの物件が存在します。
この機会に一度、ご検討してみてはいかがでしょうか。