現在賃貸物件を探している一人暮らし予定の女性の方向けに、お部屋探しの仕方についてご紹介していきます。
最近一般的になってきた、女性限定物件についてもまとめていますので、お部屋探しの際に参考にしてみてくださいね。
まずは内見時やお部屋探しの際に見るべき物件のポイント・注意点をまとめていきます。
女性の一人暮らしの場合、まず気にしたいのは安全面ではないでしょうか。
内見前のお部屋探しの際に、気をつけるべきポイントを確認しましょう。
まずは検討している地域の治安について調べましょう。
選択肢がいくつかある場合は、少しでも犯罪発生件数が少ない地域でお部屋探しをするほうが安全です。
また、部屋の広さや家賃も気になるところですが、お部屋の階数にも注意しましょう。
防犯面を考えると、1階の場合はベランダから不審者が侵入しやすくなります。
一人暮らしでは、できれば2階以上の物件のほうが良いのではないでしょうか。
また、セキュリティー面も確認しておきましょう。
カメラ付きインターホンが付いているか、オートロックはあるか、防犯カメラがあるか、などは内見前に確認できる場合も多いです。
家賃が安くても、古い物件の場合はそれらが設置されておらず、危険が潜んでいることもあります。
インターネットや不動産屋などで条件を確認し、良さそうな物件があれば内見へと進みます。
内見には、図面・ペン・スマートフォン・メジャーなどがあると便利です。
図面と実際の物件に相違がある場合もあるので、メモをするとあとで見直したときに役立ちます。
スマートフォンは、カメラ代わりに気になる箇所を撮影したり、方位磁石のアプリを入れておけば、方位の確認をしたりするのに役立ちます。
すでにいれる予定の大物家電や家具がある場合、設置の箇所を測っておくと、そこに置けるか確認できますので、メジャーがあると便利です。
カーテンの高さなども場所によって少しずつ異なりますので、調べておくとあとで役立ちます。
実際の内見では、まずオートロック・防犯カメラなどのセキュリティー面を実際に目で見て確認しましょう。
鍵はどのようなものを使用しているか、なども確認します。
ピッキングされにくいディンプルキーだと安心です。
また、ドアチェーンの有無も見ておきましょう。
合わせて、部屋の広さや家具の配置、コンセントの箇所などを確認しつつ、においが気にならないかも見ていきます。
お風呂場やキッチン、トイレなどの水回りも、清潔さや使い勝手を確認しておきましょう。
衣類が多い場合は、クローゼットの容量・高さも見ておきたいですね。
長めのコートやワンピースが入るかどうかも気になります。
近隣の住戸の騒音の確認や、ベランダから外の様子を見られるのも内見のときです。
2階以上の物件でも、近隣の建物が近かったり、電柱が近かったりするとそこを伝って不審者が侵入できてしまう可能性があります。
一人暮らしの場合は避けておきましょう。
洗濯物を干しても大丈夫か、日当たりがどうかも見ておくべきです。
また、部屋の内部以外にも、周辺環境のチェックも欠かさないようにしましょう。
お部屋探しで重要な、周辺環境で気を付けるべき点をチェックしていきましょう。
女性の一人暮らしでの部屋探しの場合、中の確認も大切ですが、共有部もよく確認しておきましょう。
まずはエントランスです。
郵便受けの周りにチラシが散乱していないか、郵便物が溢れている部屋がないかを確認します。
それらが気になる場合は、管理が行き届いていない物件か、ズボラな住人が住んでいるなどの可能性があります。
同様にゴミ置き場も、散らかっていないか、ゴミ出しルールが守られているかなどで、どのような住人がいるのかを見ることができます。
合わせて張り紙などの注意喚起を確認し、どんな注意がされているかでその建物内でのトラブルが見えてくることもあるでしょう。
駐輪場や駐車場の環境も見ておくと安心です。
利用予定がない場合にも、そこが死角になっていたり暗かったりすると、不審者が潜みやすい場所となってしまうこともあるためです。
エレベーターを利用する場合、窓があるタイプだと安全性が上がります。
共有部の階段は、踊り場が外から見えるかどうかでも、危険な箇所になりえないかの確認になりますね。
お部屋探しでは、物件から近い最寄り駅や、建物周辺環境の治安はどうかも実際に内見のときに見ておきましょう。
できれば、昼だけでなく夜になった際の暗さはどうか、もう一度確認するなど2回の周辺環境確認ができるとベストです。
街灯が設置されていても、実際に稼働していなければ意味がありません。
路地などが多い地域も、不審者が潜みやすいので危険です。
人通りの有無も、一人暮らしの女性は気になるポイントですね。
仕事帰りなど、実際に歩くであろう時間の周辺環境を確認しておきましょう。
人通りが多くてにぎやかだと安心できそうな気もしますが、騒音が気になる可能性もありますので注意しましょう。
実際に最寄り駅から物件まで、歩いてみるのもおすすめです。
「徒歩5分」と記載があっても、急な坂があったり、暗い道しかなかったりすると不安です。
特にヒールで歩く人の場合は、坂道は危険なので避けたいですね。
お部屋探しをするうえで、セキュリティーや安全面で安心度が高い、女性限定のマンションを選択する、というのもあります。
普通のマンションとの違いは何かについて、ご紹介していきます。
女性限定のマンションは、女性しか契約ができず、女性しか建物内にも入れないようになっている場合もある物件です。
防犯カメラやオートロック、二重施錠や管理人の常駐など、セキュリティーに厳しく、安全面に配慮されていることが多いです。
女性限定のため、危険な人物が住人に入る可能性が低くなります。
また、デザインも女性向けに作られている場合もあります。
設備も女性の生活を想定して設計している場合が多く、クローゼットが大きかったり、コンロが2口であったり、バス・トイレが別だったりと、配慮されている建物が多いという特徴もあります。
独立洗面台や室内洗濯機置き場がある場合も多いです。
このようにセキュリティー面やデザイン、設備などが女性の一人暮らしのために設定されており、暮らしやすさがメリットになっている物件となっています。
このマンションのデメリットとしては家賃の高さが挙げられます。
セキュリティー強化による維持費や人件費など、お金をかけて作られているため、どうしても家賃が相場より高くなってしまう場合が多くなっています。
また、物件数も少なめなので探しにくいのが現状です。
女性限定マンションを希望する場合は、こまめに情報をチェックするなどの対策が必要かもしれません。
また、物件により設備状況は異なります。
女性限定だからといって必ずしもセキュリティーが完璧なわけではなく、オートロックが無かったり、管理人がいなかったりする物件もあります。
詳細はしっかり確認するようにしましょう。
また親族であっても男性は入れない、という物件もあります。
男性の入室についても、建物によってそれぞれ詳細は異なります。
事前に連絡すればOKだったり、身内でも絶対NGだったり、と差がありますので、トラブル回避のため、契約前に確認しておきましょう。
女性の一人暮らしでお部屋探しをする際、注意すべきポイントをまとめました。
女性限定物件も安心感があり魅力的ですね。
快適な暮らしをスタートさせるために、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。