カップルの賃貸物件探しのポイントについて詳しくご紹介をしています。
「同棲のメリットやデメリットってなんだろう…?」
「どんな間取りの賃貸を選ぶのがいいんだろうか」
「大家さんに無断でこっそり同棲したらどうなるんだろう」
上記のような疑問にもお答えをしています。
また、単身者向け賃貸での同棲など、NGルールについても解説します。
これから賃貸物件を探そうとしているカップルの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カップルによって、同棲を始めたきっかけはそれぞれ違います。
「もっと一緒の時間を過ごしたいから」「結婚を視野に入れ、お試し期間として同棲を始めた」といった理由をよく耳にします。
特に将来を考えたうえで、同棲してみようと考えるカップルは多いでしょう。
カップルが賃貸に同棲する大きなメリットとしては、主に3つの点が挙げられます。
その3つを順番に説明していきます。
「1.より相手を理解することができること」
まず、交際相手と長く過ごすことにより、これまで知らなかった一面を知ることができることがメリットです。
何を大切にしていて、何に怒り何に喜ぶのかなどが分かることで、交際相手のことをより深く知ることができます。
「2.一人暮らし同士なら費用が安く済むこと」
一人暮らし同士なら、同棲した分費用が安く済むこともメリットです。
家賃・食費・光熱費など、それぞれが一人で暮らすよりも格段に安く済むでしょう。
お金の無いカップル、将来に備えて貯金をしたいカップルには嬉しいポイントです。
「3.一緒にいられる時間が長い」
最後にご紹介するメリットは、一緒にいられる時間が長いことです。
忙しい社会人同士だと、会う時間を作るのが難しいこともあります。
同棲することにより、朝一緒にご飯を食べたり、仕事に疲れた夜でも家で一緒にくつろいだりすることができます。
では次にデメリットにはどのようなことがあるのか、大きな2点をご紹介します。
「1.結婚の可能性が低くなる」
最初に挙げられるデメリットは、同棲をすることによって結婚する意欲がなくなるケースがあることです。
また、同棲していて問題が起こったとき、問題に向き合わず付き合うことをやめてしまうことも。
協力すれば解決する問題でも「同棲をやめる」という選択をしてしまい、結婚への可能性が減ることもあるようです。
「2.一人の時間が欲しくなる」
次のデメリットは、一人の時間が欲しくなることです。
同棲によって長い時間一緒に過ごせることになりますが、これまでにあった一人のプライベートな時間がなくなってしまうことも。
また、喧嘩をしたときに逃げ場がなくなるため、そのまま別れに繋がることもあるようです。
ここからは、トラブルを防ぐためのポイントをご紹介します。
デメリットにも挙げたような問題が実際に起きたり、同棲していて「こんなつもりじゃなかった…」ということにならないように、前もって防ぐようにしましょう。
「1.期間を決める」
デメリットにも挙げたように、同棲期間が長すぎると結婚の可能性が低くなることもあります。
「結婚を前提に同棲したはずだったのに」などと後悔しないように、前もって同棲期間を決めるようにしましょう。
半年や1年などの期間で区切る、どちらかの誕生日まで同棲する、などと決めておくのがおすすめです。
「2.2部屋以上ある物件を選ぶ」
ひとりになれるように自分の空間が作れる賃貸物件を選ぶと、トラブルを防ぐことができる場合もあります。
長い期間一緒にいると、カップルでも息がつまることは少なくありません。
そんな時のために、せめてひとりになれる部屋があるといいでしょう。
喧嘩をした時もしばらくひとりで過ごして落ち着けば、相手と向き合うことができるでしょう。
ここからは、賃貸の間取りごとのおすすめポイントを紹介していきます。
一緒でもストレスを感じない、自然体で過ごせるカップルにおすすめなのが1LDKの間取りです。
ケンカしても顔を合わせる分早く仲直りができ、絆も深まります。
2DK・2LDKの間取りは、同棲カップルに特に人気の間取りです。
それぞれに部屋ができるため、自分のプライベートな空間を保つことができます。
自宅で仕事をするカップルでも、集中して働くことができますよ。
3DK・3LDKの間取りは、結婚を視野にいれたカップルが選びやすい間取りです。
将来子どもができた時も、引き続きこの住居で暮らすことができるくらいの充分な広さがあります。
「単身者向け賃貸での同棲」と「無断の同棲」は、してはいけないことと言われています。
ではその理由はなぜでしょうか?
これからNGの理由と、もし単身者向け賃貸や無断の同棲をしてしまったら何が起こるかについて説明していきます。
「単身者向け賃貸での同棲」や「無断の同棲」は、なぜいけないのでしょうか。
その理由は、契約違反をしているからです。
最初の契約では1人で住むはずだったのにも関わらず、無断で2人以上で生活していることが違反にあたります。
また単身者向けの物件は、一人暮らし用の防音対策しかされていないことが多いです。
ですから2人で暮らすことにより近隣に生活音が漏れ、静かに暮らしたい方に迷惑をかけてしまう可能性があります。
単身者向け賃貸での同棲や無断の同棲をしていた場合、最悪のケースでは「退去」を言い渡されることもあります。
契約違反のため、契約を解除されることになるのです。
単身者向け賃貸の場合は、まず同棲をやめるように賃貸の管理者から言われることになります。
また、もし退去にならなくても家賃が増額される可能性があります。
一人で住むところに二人で住んでいるので、退去時の原状回復費用が余計にかかることが予想されるため、敷金や家賃の増額が求められるのです。
「そろそろ同棲をしたいなぁ」と考えていても、悩むことは少なくないものです。
同棲にはメリット・デメリットがあり、事前にカップルで話し合いを行わないとトラブルに繋がることもあります。
費用が安く済むからといって管理者に無断でこっそり賃貸に住んでも、契約違反に当たるため大きなトラブルになってしまうかもしれません。