中野といえば、ブロードウェイを中心に中野サンプラザなどのイベント会場を備えるサブカルチャーの街として有名です。
その中野ですが、近年大きく変わろうとしています。
ランドマークでもあった中野サンプラザと中野区役所を一体化し、駅西側に新たな北口と広場を設置して中野サンプラザと直結、一大総合施設とする計画が持ち上がっています。
ここでは、そんな中野エリアの再開発事情を紹介していきます。
中野エリアの再開発・駅周辺
代表的な駅周辺スポットといえば、中野サンプラザと中野ブロードウェイとなります。
中野サンプラザは駅北口に面する大型複合施設で、ライブやコンサートのメッカとして知られており、その隣には中野区役所が建ち、周辺に税務署、NTTドコモ中野ビルが隣接しています。
区では2020年ごろを目処に、これらの施設を含めた駅周辺の統合・再開発計画が進められています。
両施設は統合された「区役所・サンプラザ地区」として再整備され、1万人収容のイベントスペース、集客交流施設、駅前広場複合ビルなどが建設予定です。
区画面積は約4.85haにおよび、2025年竣工を目指しています。
中野エリアの再開発・ブロードウェイ周辺
中野駅前のもう一つの顔が「中野ブロードウェイ」です。
駅北口から延びる商店街に直結する複合商業施設で、1966年に誕生し半世紀以上の歴史をもつ大型ショッピングモールです。
バブル後にマンガ専門書店「まんだらけ」が開店した事で注目され、音楽や模型、各種ブランドと様々な専門店が出店し、一大サブカルチャー基地として発展してきました。
現在ではビットコイン販売所や3Dプリント出力サービスなどの新しい業務形態の店舗も増えており、新たなベンチャービジネスの発信地としても注目されています。
この周辺エリアにも新たに複合施設などが増えてきており、周辺住民の増加に伴う経済の活発化が期待されています。
中野エリアの再開発・四季の都市(まち)周辺
駅周辺の賑やかなエリアとは対照的なエリアとして、駅西側に広がる、通称「四季の都市(まち)」と呼ばれるエリアがあります。
このエリアでは、中野セントラルパークと呼ばれるオフィスビルをはじめ、公園や早稲田大学を中心とする教育施設などが並ぶ閑静なエリアであり、区内でも緑の多い開放的な雰囲気のエリアとなっています。
エリア中央にある四季の森公園では、中野にぎわいフェスタなどの大型イベントが開催され、非常時に対応する防災施設などが設置されています。
このエリアも再開発後は駅前エリアと接続され、完成予定の大型複合施設と連携し、災害対策やオフィス街、学問の街としての機能が期待されています。
まとめ
ここまで中野エリアの再開発事情について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
予定されている駅周辺の大規模再開発は、中野という街全体の雰囲気を大きく変えると考えられています。
現在のサブカルチャー発信の街としての側面に加え、オフィス街や学問の街としての魅力も加わり、今後どのように発展していくかが注目されています。
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